結婚式の招待状を頂くのは、とても幸せな気分になります。

その人にとって大切な時間を一緒に過ごすことは招待される側に、とっても非常に喜ばしいことに感じます。

その招待状の宛名書きですが、今は名前や住所が印刷されたものも少なくはありません。しかし、もらってどちらが嬉しいかというと手書きで書かれたもののように感じます。

結婚式は非常に準備が大変で仕事や、その他いろいろな用事の合間をぬって準備をされる方が多いと思います。

その中で招待状の宛名書きに時間を割くということについて、もったいないと感じられる方も多いと思います。しかし、そんな中だからこそ手書きのものの価値が出てくるのではないかと思います。

招待された側は忙しい中に自分のために書いてくれたんだ、とかそういえばあいつの字こんな風だったなぁとかいろいろ感じ取ることができます。

文字が苦手だからといって印刷や代筆という手段をとるより、気持ちをこめて書いてくれることが本当に良いと思います。

印刷や代筆が悪いというわけではないですが手書きで書いてくれた招待状からは温かさを感じ取ることができ、もらって本当にうれしい気持ちになりますし、心から祝福してあげたいと思います。

手書きを甘く見ていたので文字の大きさやバランス、書体がバラバラな招待状が完成しました

2013年9月に結婚式を挙げました。

私たち場合は、家族・親族・ごく少数の友人を呼び、計40名くらいの小規模なものでしたが、宛名書きには非常に苦労した覚えがあります。

それというのも、私の結婚相手も芸術系の大学を卒業し「オリジナリティ」という部分に大変拘ってしまったため、昔取った杵柄で10年くらい触りもしなかった筆を執っての宛名書きとなってしまったからです。

まずは筆や墨を揃えるところから始まり、日中はお互いに仕事のため、夜な夜な作業に当たりました。

筆を使って自由自在に書いている人を見ると「自分も過去に経験があるし、これ位できるのではないか」と思いましたが、すぐにとんでもない誤りであることがわかりました。

結果、苦労して書いたはいいものの、人によって文字の大きさやバランス、書体など、バラバラな招待状が完成しました。

これはこれで味があっていいなと思う反面、やはり芸術系の血が騒ぎ、こんなクオリティでは人前に出せないという葛藤もありましたが、期限が迫っていたこともあり、結局はそのまま送ることになりました。

後日、招待状に関する感想として「あなたたちらしい招待状だった」との声をいただくことができたので、頑張って書いたかいがあったと思いました。