「結婚式は恥ずかしいから挙げたくない」と言ったはずの主人の提案で、三か月という準備期間で結婚式を挙げました。

私が大学を卒業してすぐだったので、結婚式に充てる費用はかなり少なかったです。

私が個性的なことを好むこともあり、「自分たちらしく」と「自分たちでできることは自分たちで用意して、できるだけ費用を抑えよう」というモットーで取り掛かりました。

とても気に入って選んだ挙式会場のスタッフさんたちはどの方も親切で、恥ずかしながらもそのモットーを伝えると、「とてもステキですね」といろいろと提案してくださいました。

私たちの挙式は一番近しい家族・親族だけを集めたものだったので、招待する人数がかなり少なく、スタッフさんが「では招待状はこちらで手配するよりも(東急ハンズにあるようなもので)用意した方が費用を抑えられますよ」とアドバイスしてくださったので、それならそうしようと決めました。

しかし、その打ち合わせのあとさっそく買いに行ったのですが、残った日にちも限られているのに主人がまったく取り掛かってくれません。

その招待状のキットはパソコンを使って作るものなのですが、私がパソコンにまったく詳しくなく、どうやって作ればいいのかわからなかったので一人でやることができませんでした。

家族や親族には、あらかじめ挙式日を伝えていたので焦ることはなかったのかもしれませんが、ぐだぐだにしたくなかったのでイライラしていました。

なんとかせっついて印刷してもらい、いざ宛名書きとなったとき、主人は横になってスマホをいじっているだけで、関わろうといないのです。

仕事で疲れているのだろうけど、それは私も同じことで、イライラと「楽しみにしていたのは私だけだったのか」という悲しみでもうどうでもよくなってきました。

それを感づいた主人はなぜ私がそんな様子かわからないようで、それから少しケンカしました。

しかしそれをきっかけに「我慢せずに手伝ってほしいことは伝える」という暗黙のルールができました。

最終的にその手書きの招待状は二人で書き上げて、招待したみんなに「まさに二人の結婚式という感じ」よろこんでもらうこともできました。

ケンカしてしまったけど、それを乗り越えて得るものが大きかったので、よかったなと今ではいい思い出になっています。