昨年10月に挙式を終えた30歳主婦です。私の夫は、職業柄毎日忙しく働いています。

結婚式の準備はほとんど私一人で行いました。といっても、なんの口出しもせず私の好きなようにやっていいよと言ってくれたので、ある意味したいように計画できました。

ペーパーアイテムは式場のものではなく、専門の業者で「おしゃれ」なアイテムを購入して作成しました。

結婚式のテーマは『感謝』でした。会場に展示するものも手作りでゲストを迎えたいという想いがありました。その一つとしてペーパーアイテムも私達オリジナルのものを作りました。もちろん、招待状もひとつひとつ心を込めて織り込み、リボンをつけました。

最後は、宛名書きです。書道を趣味で習っていたこともあり、筆で書きました。

100名近くの宛名を書くことはなかなか大変でしたが、8月半ばの晴天の日、テレビを消して、筆を持ち、ゲストひとりひとりの顔を思い浮かべて宛名を書いたことは今でも覚えている大切な思い出です。

結婚式は一生に一度です。私達夫婦にとって結婚式は感謝の気持ちを伝えられただけでなく、沢山の人に祝福していただけたことを体感できた一日でもあります。

結婚式の準備は過酷ですが心を込めた分、時間をかけた分、感動は大きいです。

宛名書きを業者に頼むこともできるけど、私は手書きをおすすめです。

招待状は濃い墨で汚れないように筆耕します

私は以前、筆耕という職業に就いておりました。

その中には結婚式招待状の宛名書きのお仕事を某ホテルからいただいておりました。また、個人のお客様からも沢山ご依頼をいただいておりました。

一結婚式辺り大体ですが30件~時には100件以上のご依頼もありました。

書き方の形式ですと、縦書き横書き共にどちらでもありましたが、同封のカードと同じ形式で書いておりました。

特に書くときに注意していた点は必ず濃い墨の色で汚れないように書いておりました。私の記憶の中では、毛筆で頼まれた方がほとんどでした。また、しっかりとした楷書体で書いておりました。

理由としては結婚式は御祝いの席ですので薄墨で書くことは仏の席にあたいしてしまうからです。また、しっかりとした楷書体というのも、行書体で書くことは(急いでいる、慌てている)ととらえてしまい、これもまた仏の席をイメージしてしまいます。

結婚式にはご親戚の方々も沢山いらっしゃられると思います。そのなかにはご高齢の方もご招待なされると思います。昔からの言い伝えを気になさる方もいらっしゃいますので、気をつけて招待状のご用意をさせていただいておりました。

結婚式招待状は御祝いの物でしたので、私は書くときにはとても楽しく、またこのお二人が何時までもお幸せになっていただきたいと思っておりました。