これまで4夫婦分の筆耕をしました。やはり結婚式の招待状に関しては、手書きのものの方がいまだ好まれている気がします。

パソコン作成のものもありますが、私の経験では1割くらいです。

筆耕にあたりまず難しいのが「失敗できない」ということです。封筒一枚一枚にお金がかかっているのはもちろん、住所、名前の漢字を間違えてしまい、修正ペンというわけにはいきません。

いくら親しい間柄であっても、墨で汚れてしまったものも使うことは避けた方が良いです。

そのためサイトウ、ワタナベなどの名前があるときはその都度確認していました。

新郎新婦さんたちは、ほかにも準備しなければならないことがたくさんあるので、自分が最後の砦と考えることが大切です。

次に難しいのが字配りです。やはり横書きより縦書きの方がそれは楽です。ただ、現在は横書きが多いです。

慶事用の切手もその時々でサイズが異なり、切手を貼るのは自分の手から離れた後なので、文字と重なってしまったり、あまりにもギリギリのところに貼らなければならなくなってしまっては、差出日が決まっていることなので新郎新婦さんを慌てさせてしまいます。

また、名前に関しても連名や家族を含むときなど、複数名書く場合は注意が必要です。

「様」の字が並ぶため、大きさやはみ出し(ひっこみ)に気をつけます。

そして何よりも大切なことは最終チェックです。これを少なくとも二度はします。

かつてお世辞にも上手とは言えない招待状を受け取ったことがありますが、お世話になった学校の先生にどうしても書いてほしかった、という親戚がいました。また、大好きなおじいちゃんに書いてほしくてお願いした、という友人もいました。

上手い下手というより、丁寧で心がこもっている感じがしました。手書きには手書きの良さがあり、筆耕時には時間をかけて丁寧に書くよう心がけています。

コスト削減のために招待状のデザインは「手作り」です

結婚式の打ち合わせが進み、招待状の作成に入ったときに悩んだことの一つが、宛名書きをどうするか、ということです。

私たち夫婦は招待状をデザインから自分達で作成しました。気に入るものを見つけられなかったことと、コストを抑えたかったからです。

宛名は自分達で書くか、筆耕に頼むかで大きく値段が変わります。名前だけか、住所や肩書きを含むかや、会社によっても違いますが、筆耕をお願いすると一通あたり100円から200円近くはかかります。

なんとなく、無機質な感じを受けるのでプリントで済ませる気はありませんでした。

綺麗な字できちんと送るのが礼儀かな、とも思いますが、一方で自分達の字で手書きすることで思いを込められるし、それもまた良いという情報も目にします。

しかし、主人も私もお世辞にも字がきれいではありません。ボールペンならまだしも、筆ペンには自信がありませんでした。

そこで、やはり、目上の方にも送るのだからそこは必要経費ととらえて、安い筆耕会社を探して依頼しました。名前や住所のリストを送る必要があるので、この時に、情報一覧を作っておくと後々便利でした。

筆耕の質が、どれくらい値段に比例するのかはわかりません。できたものを見て、なんだ、この程度なのか、と思ってしまいました。

ですが、字の粒がしっかりそろっていることやバランスがとれていること、書く手間が省けたこと、値段を考えるとお願いして良かったとは思います。

宛名書きをどうするかで、発送にかかる値段もかける時間もかなり変わってきます。よく検討してみてください。