今回は東西の田舎出身の私たち夫婦が東京の式場で結婚式を行うに当たってどのように宛名書き作業を進め、またどのような点に注意していたのかについて簡単にまとめてみたいと思います。

敢えての手書きを選択

それぞれ京都と宮城の田舎で育った私たち夫婦が出会ったのは、大都会東京でした。

先に入籍だけを済ませてまったり都会生活を送るうちに、まわりの友人たちも続々と結婚式を挙げ自分たちがご招待に与かる機会も増えてきました。

そういった際に目にしたのは必ずと言って良いほどPCで打ち込まれた住所や名前が「プリント」された招待状でした。

時世を考えれば手間を省いてプリントアウトする方が、美しくて便利であることは明らかでしょう。しかし他人はどうあれ自分の一生に一度の機会に、まして田舎で人同士の付き合いを大切にして育ってきた身としては、機械の整った字だけをひたすら印刷するというのは何か物足らない気がしていたのも事実でした。

こんな事を考えていた私が、今度は結婚式を挙げる立場になりました。

そこで結婚式は自分たちのみならず周りの人と人の縁を繋ぐ場でもあるし、何よりも気持ちを込めた手書きの文字で出席をお願いしたいと考え、自分たちの招待状はすべて手書きにしようと決めました。

しかし実際に手書きをしてみると、思っていたより時間がかかったり、ミスが多発して何枚も封筒を無駄にしてしまい大変でした。

具体的な作業時期・期間・留意点など

招待状は結婚式直前の約2か月前にはゲストへお届けしなくてはならないものですので、手書き方式を選択した私の場合は余裕をもって3か月前に作業をスタートしました。

因みに全体のご招待人数は約50名様で、書かねばならぬ宛名は約35通分ほどでした。

もちろん他の準備も有ったので毎日少しづつ筆ペンでお名前を書かせて頂き、それぞれのゲストのご家族分のお名前が封書の表面にバランスよく・美しく映えるように気を付けながら仕上げていきました。

この時主人と自分のご招待ゲスト分をそれぞれ書いて行ったのですが、「この方はこういう人だよ」「こういうお付き合いがあるよ」などと会話しながら作業したので、ゲストの詳細を知る事も出来てよかったと思いました。

手書きのぬくもり

こうしてすべて手書きで仕上げた招待状は思っていた以上に好評で、友人やお年寄りのゲストの方から「手書きで招待状をもらうと、温かい気持ちになる。より一層嬉しいね。」といったお声を頂いたので、手間をかけてよかったと思ったのは言うまでもありません。